「カルコンクラッチ取付キット」メタニウム mg 仕様 のプレゼント企画
◆取付おまかせ部門に当選したZETMENさんの取付状況を公開します。
ついでに?オーバーホールもやっちゃいますのでヨ・ロ・シ・クです。
ZETMENさんより送られて来た メタニウムMg です

オーバーホールに欠かせない道具達!!
※画像以外の工具が出てきますがお許しを💧

この中で欠かせない道具?が割箸です。
これをどのように使うかというと、割箸の先端をベアリングの穴に入るように削ります。

ベアリングの穴にさして引き抜くと・・・
簡単にベアリングを外す事ができます。
ドライバーなどでこじって外すとベアリングを傷めてしまう事がありますよ

ベアリングを フジヤマ スピン(SPIN) メンテナンス シェイカーの中に入れて パーツクリーナーの液につけておきます。

ベアリングを割箸に突き刺しベアリングの隙間にパーツクリーナーを吹き付け回転させながら軽く洗浄の仕上げをします。

指の上でベアリングをコロコロと転がして「ゴロゴロ」と変な感じがするよう
でしたらベアリングを交換しないといけません😖
とりあえず今回は異常なしです。

ベアリングのオイルはIOS FACTORYの IOS-01 PROを使用しております。
裏表2・3滴垂らしてティッシュなどで脱脂しておきます。

メタニウムMgを分解したところですが、グリスが固まってますね💧
今回オーバーホールが出来て良かったですね⤴

リール分解し終わった部品は パーツクリーナー にて入浴中です。

入浴が終わった部品達を 食器用洗剤 で洗浄して来ました。

メインギアの汚れが落ちないので、またまた登場の「SIMI CHROME POLISH」で磨きます。

ほら、こんなにキレイ!!
これでドラグの効きも大丈夫?

見落としがちですが、この汚れ!スプールの回転に影響が出ますので普段から キレイにしておきましょう。

ピカピカになりました。

ピカピカになったところで IOS FACTORYの IOS-02 PRO のオリルを塗り塗りします。
<IOS FACTORY のIOS-02 PROに対する説明>
従来グリス塗布でなければならなかったリールの各機関にもグリスの呪縛から
解放しつつ、オイル特有の軽快なレスポンスと耐久性をさらに高めました。
その分IOS-01より粘度は高めですが、リール整備使用頻度も高く、
欠かせないオイルです。

リールの分解で最大の天敵のEリング!!
このEリング ウルトラA級にはめにくい〜😖
一発ではまったと思ったら座金を入れ忘れてます💧
その画像がこちら💣

気をとり直してどうにかはめなおし、クロスギアにIOS-02 PRO塗り塗りします。

このEリングは軸が浮いているのではめにくいですが、タミヤのEリングセッターを使えば大丈夫!!
Eリングのサイズが小さいですが代用できます。
タミヤのEリングセッター の上にEリングを乗せて「そ〜っと」入れて行きます。

みごと一発装着!!

それでは内部の組み立ての前に部品が接触する部分に IOS-02 PROを塗っていきます。

ピニオンギアにIOS-GREASE PRO
を塗っていきます。
巻き重りがするので塗りすぎには注意です。

ある程度組み立て終わったところで、いよいよカルコンクラッチの取付に取り掛かります。

クラッチレバーにクラッチレバー受けをはめ込みリールに装着したところで、クラッチレバーガイドを挿入して行きます。

クラッチレバーガイドがネジ穴にちゃんと入っている事を確認し、ネジを締めていきます。

ネジ山がこのように入りきっていない場合は最後までネジ込みます。

ネジ込み完了!!

またまたEリングのはめ込みですが、クラッチレバーを押し上げながらEリングをはめ込まないと入りません。
このようにクラッチレバーの間になにか咬ますと作業が楽になります。

まずはクラッチレバーを切った状態にします。

クラッチレバー受け(A)をはめます。

座金をはめます。

いよいよEリングの装着です。
本体を斜めにしてEリングを乗せて・・・

ペンチで挟みこみ〜

一発装着〜😃
Eリングがクラッチレバーの溝に入っているか確認します。
溝に入っていない場合、クラッチの切れが悪くなります😖

メインギアを組み立てていきます。
IOS-GREASE PROをドラグが効くように各部品に塗ります。





内部はこんなにキレイに仕上がりました⤴

ローラークラッチベアリングだけはシマノのリールオイルスプレーを使います。
スプレーし終わったら脱脂しておきます。

ローラークラッチインナーチューブをローラークラッチベアリングに突っ込み手で回して
回転の向きを確認します。
反対の向きで組み立てしますとハンドルが逆回転してしまいます。

向きを確認して組み込みます。

そして、とっと組み立てて完成✨

ZETMENさんどうでした?
満足して頂けましたでしょうか?
もうすでにメタニウムMg をお送りしていますのでご堪能下さい。
オーバーホールのやり方をブログで公開して下さいとの要望が多かったのですが
めんどく・・いやいや、ちょうど良い機会と思い公開しました。
要所要所の注意するところを念入りにやったつもりですが、なにせ「オレ流」
なものですから、皆さんの参考になればと思っております。
このリールにも
「カルコンクラッチ取付キット」
装着できそう!!
参考になったと思ったらポチッとな


にほんブログ村
ご気軽にコメントをどうぞ
